由良町(ゆらちょう)は、和歌山県のほぼ中央部に位置する町である。
町全体は東西に広がり、東側は山地、西側は紀伊水道に面する。町西部には県立公園白崎海岸があり、石灰岩でできた幻想的な風景が広がっている。
その幻想的な風景は万葉集に読まれており、歌碑も設置されている。
妹がため玉を拾ふと紀伊の国の 湯羅の岬にこの日暮しつ
白崎は幸くあり待て大船に 真楫しじ貫きまたかへり見む
朝開き漕ぎ出て我は湯羅の崎 釣する海人を見て帰り来む
湯羅の崎潮干にけらし白神の 磯の浦廻をあへて漕ぐなり
石灰岩内部は戦時中、基地として使用されていた。その後、石灰岩採掘場となったが、現在ではスキューバダイビング施設(白崎海洋公園)がある。
町西部には開山「興国寺」がある。金山寺味噌・醤油発祥の地と言われている。また、たくさんの史跡が発掘されており、史跡の多い町でも有名である。
特産品
温州みかん・はっさく・衣奈そだち・金山寺みそ・醤油・クエ
観光ガイド
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白山神社・白崎海岸・白崎万葉公園・白崎海洋公園 展望台・スクーバサポートサービスTRYS・由良海岸・興国寺