海南市(かいなんし)は、和歌山県の北部沿岸部に位置する市。紀州漆器の産地。
市の北半分は丘陵地で比較的なだらかであるが、南半分は長峰山脈と藤白山脈を控え、山岳に覆われている。最高峰は鏡石山で558m。それ以外に熊尾寺山543m、黒沢山509mなど500m級の山が連なる。主な河川は東部を縦貫する貴志川、北部と中央部を縦貫し、和歌山市南部で海に注ぐ亀ノ川、鏡石山に水源を持ち、市の中心部で海に注ぐ日方川などがある。旧海南市域には、灌漑・治水を目的とした人工池が多数見られ、中でも亀池は井沢弥惣兵衛が設計築造した農林水産省のため池百選に選定されているため池で四季を通して憩いの場所として市民に親しまれている。市の西側は紀伊水道に面し、四国、淡路島、沼島を望むことができる。気候は瀬戸内気候に属し、年中温暖で降水量はそれほど多くない。ただし、夏は高温となり、冬季は曇りがちである。
特産品
蔵出しみかん、不知火(しらぬい)、せとか、麗紅(れいこう)、しらす、熊野牛、紀州漆器
観光ガイド
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柚羽
海南市内には火葬場はありますが、海南市・紀美野町・紀の川市の2市1町により構成されている一部事務組合で設立した五色台聖苑を利用可能です。海南市住民は低料金で利用できます。