吉野町(よしのちょう)は、昭和31年に旧吉野町、上市町、中荘村、中龍門村、国響村、龍門村が合併して生まれました。 奈良県の中央部、吉野郡の北部にあって、町の中央部を東から西に吉野川が流れています。

町域の一部は吉野熊野国立公園、吉野川・津風呂県立自然公園に指定されており、全国的には吉野山の桜で有名です。春には豪華絢爛しかも気品に富む桜が咲き乱れ、人々の心を魅了します。 また、「吉野」は、古くは古事記、日本書紀、万葉集にも記述があり、歴史の大きな舞台にも幾たびか姿を現してきました。

後に天武天皇となった大海人皇子が壬申の乱の前に吉野に身を潜め、平家を討った源義経が兄頼朝に追われて吉野に逃げ込み、北条幕府を倒して建武の中興を遂げた後醍醐天皇が南朝の拠点として選んだのも吉野です。 一方、吉野林業地帯の一部を構成している吉野町は、その地理的条件から吉野材の集散地として発達し、全国に銘木吉野材を供給してきました。

特産品

柿の葉寿司・吉野手漉き和紙・杉箸・日本酒「猩々」「宗四郎」「小角」「前鬼後鬼」・日本酒「八咫烏」「吉野千本桜」

観光ガイド

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